EOS Rの発売から約5ヶ月に登場したEOS RP。
高画素モデル等が予測されたキヤノン新製品はまさかの廉価版となりました。
今回はなぜEOS RPがこのタイミングで発売されたのか、その理由について考えてみました。
EOS RPが後発となった3つの理由
Rの引き立て役
フルサイズミラーレスの初号機として登場したEOS R。
ソニーのαやニコンZ6/Z7に対抗するモデルとして発表しただけに大事に行きたいところ。
今回廉価版のEOS RPをラインナップに加えることで、EOS Rの引き立て役となることを期待しているのかも知れませんね。
競合回避?
パナソニックやオリンパスのプロ向け仕様が目立つ2019年の春製品。
競合することで売り上げ減少を回避するためにこのタイミングを狙ったのでしょうか。
戦略的には良いところを突いている気もしますが・・・。
シェア数確保
これについては何度も書いていますが、やっぱりシェア数が大事なのだと思います。
ミラーレス=SONYというイメージを数字で覆したかったのではないでしょうか。
シェア数は企業としても、世界のキヤノンとしても良いアピール材料ですからね。
おわりに
Rを買った人からすると今回のRPってどうなんでしょうね。
個人的には「待てば良かった」と後悔するのかなという印象です。
名機なのか迷機なのか、これからの見極めが楽しみな一台ではあります。

- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2019/03/14
- メディア: Camera
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